単なる食堂ではないカフェのような
リラックス空間をご提案

日本屈指の研究都市と言われている茨城県。「物流」と「知」この2つのが集積する物流施設。と研究都市を先進性というキーワードでつなぎ合わせ、
・「ヒト・モノ・クルマ」様々な流れが存在している物流施設の特徴を取り入れる
・物流施設×知の集積地=つくばが「集まり重なりあう」
この2つを空間で具現化。
内装はシンプルにホワイトからグレーのグラデーションに木目をアクセントにし、色みを抑えることで、食堂=休憩室としての居心地のよさや、クリーンでも温かみが感じられる空間にしたいと思い意匠計画を行いました。

DPLつくば中央

  • 物流施設
  • スペースソリューション
  • 非住宅
  • FFE
  • 造作家具
  • インテリアアイテム
依頼主
阿見施設開発特定目的会社 様
所在地
茨城県つくば市
完 成
2023年4月
物件規模
総延床面積:94,612.86㎡

グリーン(フェイク)を合わせたスタック什器。
プランターとグリーンの高さを変えて動きを出し、テラゾー柄の面材を使用することでスタック什器に表情を持たせています。
間接照明を仕込み、浮遊感やリラックスできる雰囲気を演出しました。

座面部分の高さは変えず、プランターの高低差と面材の貼り分けで、積み重なった印象となるように工夫しています。

窓際と下がり壁内に吊下げ型のライン照明で意匠をプラス。
スタック什器と下がり壁の間接照明による柔らかい光に、くっきりとしたラインを走らせることで空間にメリハリと個性を与えました。
下がり壁内はスクエア型を2重にし、スタック什器とリンクさせ、下がり壁内の意匠性を高めています。

壁面の横長の空間に印象的なアートとなるようLEDネオンとミラーを使用したアートをご提案。
高速道路のライトの軌道(流れ)をLEDネオンで表現し、「Break time」の文字との組合せでキャッチ―でカジュアルな意匠をプラスしました。

下がり壁内のスタック什器のグリーンは、下がり壁にかからない程度の高さ(H2000)を上端とし、垂直方向にもスケールを展開。
緑視率(※)を高めることで心理的安らぎを演出します。
※緑視率とは、「視界に入っている緑(植物)の割合」を示す指標。緑の量を把握することができ、まちづくりやオフィスの作業効率高上のために活用されています。