“寝るだけでは終わらせない、遊び心ある客室”のホテルに大改造!
京都・祇園のコンバージョンプロジェクト

京都祇園、四条通沿いの築30年のビルが日本の旅をリードするトップブランドのホテルへと生まれ変わりました。行政や地元、観光業界からも熱い注目を集めるコンバージョン・プロジェクトに、デザインアークは解体・躯体補修から設計、建築施工、内装・FFE(家具・什器・備品)まで一気通貫で対応するプレーヤーとして参加しました。

OMO5京都祇園

  • スペースソリューション
  • 非住宅
  • コンバージョン
  • 建築
  • 設計
  • 施工
  • FFE
  • 造作家具
  • VE提案
  • ホテル
依頼主
伊藤忠商事株式会社 様/大成有楽不動産株式会社 様(事業主)
所在地
京都府京都市
完 成
2021年8月
物件規模
延床面積:2,518.49㎡/客室数:36室/RC造・地上6階地下2階

エントランスに掛けるのれん一つにも法規制がかかるなど、さまざまな制約に対し、企画・設計や工事の担当者が同じ社内にいることでスムーズに対処できました。

空間デザインのプランには木がふんだんに用いられています。ホテルなどの特殊建築物に課せられる内装制限をクリアするため、適所に不燃木を使いながら、VE提案※を考慮した建材や設計の変更を行いました。※バリューエンジニアリング…製品やサービスの持つ価値を機能・品質とコストの両面で総合的に優れたものになるよう追求すること。

「今日は祇園暮らし」 暮らすように過ごす、祇園で暮らす。がOMO5京都祇園のコンセプト。
木材を多用し、家にいるような温かみや安らぎをもたらす空間を実現。テーブルなどの置き家具製作も社内のFFEチームで行いました。

エントランス

Before → After

通路

Before → After

エレベーターホール

Before → After

キッチン付き客室

Before → After

提灯などのオリジナルアイテムも当社のネットワークを活かして作製しました。

3つのデザインタイプの「寝るだけでは終わらせない、遊び心ある客室」

「青」は瑠璃紺・千草・勿草で表現

「緑」は鶸・苔・裏柳で表現

「赤」は銀朱・緋・桜を使い、日本の伝統模様である「麻の葉模様」「籠目模様」「青海波模様」との組み合わせで、全36室に対し、形状が13種19バリエーション豊富な客室が魅力です。

花街いろは茶屋ベース

ライブラリーを備えたラウンジの大きな壁面にはご近所MAPを設置。