デザインアークには特長的な生産技術が多々あります。それらが生む製品を支え続けている一人が品質管理課のK.D.です。つくば工場での勤務を経て、4年前に三重工場へ。入社してから品質管理一筋の職人気質な社員です。
品質管理課は工場設備の保全業務と量産図面の管理、そして出荷された製品の品質管理を行っています。重要な業務の一つとして、施工現場からの不具合や苦情の受付があります。問い合わせは電話が多く、社内からがほとんどですが、「結構いろいろとありますよ」とK.D.。原因を見極め正しく対処するには、状況を詳しく聞き出さなければなりません。また原因が製品以外の問題も一緒に入ってきます。やり取りに気をつけていても、こちらの言い分に時には衝突してしまうことも。しかしそこは、同じモノづくりに向かう社員同士、コミュニケーションを重ねる柔軟な対応で乗り越えています。解決のベースになるのは豊富な製品知識。迅速に応えられるよう、主要製品の仕様はほぼ把握。相手の意図を汲み取り、該当する内容を素早く調べて解決に導きます。また保全業務においても、対処した内容を記録し、事例の蓄積と情報共有を率先して遂行。こうした仕事ぶりが信頼を得て、三重工場に無くてはならない存在になっています。
現状に満足せず仕事熱心なK.D.には、さらなる高みを目指す"やる気"がみなぎっています。
※現場、現物、現実という「3つの現」を重視する考え方。