DesignArc Daiwa House Group

クリエイティブグループの仕事[前編]クリエイターの日常に秘密あり

デザインアークには、インテリアコーディネート部門の先頭を走るクリエイター集団がいる。ある時はハウスメーカーのモデルハウス、ある時は企業のショールームと全国を駆け回り、気付けばイタリアのミラノサローネにいたりもする。一体、彼らは何者なのか。縦横無尽な仕事ぶりの秘密を探りに、東京のクリエイティブグループに会いに行った。

  • 満武 明子
  • 鈴木 康修
  • 春日 祥子

さわる

約束したランチミーティングの待ち合わせ場所は、お洒落なイタリアン、ではない。焼肉屋だ。現れた3人は「29(肉)の日は、ここのランチがすごいお得なんです」と満面の笑み。食事の間も3人のおしゃべりは止まることなく、話題は次々と変わっていく。

いつしかクリエイター=クールな人種という先入観は消え去り、逆に、日々新たな楽しみを見つけ出そうとするアグレッシブさに興味が湧いてくる。

実は、この「何にでも興味を持つ」性格こそクリエイターに向いている、とリーダーの鈴木は言う。バーチャルではなくリアルなモノを見て触れて、なぜこのデザインなのか、素材なのか、誰をターゲットにしているのか、裏に隠された意図を読もうとする姿勢が大切なのだ。

春日は、プライベートで訪れた店で珍しい内装材を見つけると必ずさわる。満武は、照明の仕込み方が気になると裏に回ってまで覗きこむ。一緒に仕事をするインテリアグループのスタッフも、新しいショップやグッズを見つけた!有名建築家が建てた美術館に行った!リノベーションした住宅を内覧してきた!と朝礼や雑談で嬉々として報告する。

[Column] 家オタクの子どもたち

春日:
私、小さい時から家のチラシの間取りを見るのがすごい好きで。
鈴木:
そうか!コーディネーターって妄想癖のある人がいいのかな。
自分が住んだらどうなるんだろう?って。
満武:
私はお人形ハウスを増築してた。お菓子の箱で1部屋増やしたり、窓をつけたり。
家を作るだけで1日が終わっちゃって、お人形は出てこないの(笑)。
鈴木:
そういえば僕もダンボールで家を作ってた。
春日:
作った!作った!
満武:
作った(笑)。

そんなアイデアが!

情報のアップデートは、毎年トレンドが移り変わるインテリア業界の宿命だ。社内ではライフスタイルや社会動向などの新聞記事をファイリングし、情報ソースとしてみんなで共有する。建材展やインテリア展は欠かさず見に行く。モデルハウスのインテリアコーディネートを提案する時は、そのエリアをあらゆる方面から調べ上げ、お客様より詳しくなってから臨む。

そうしてONとOFFでさまざまな経験や情報を蓄積したスタッフが集まり、ブレストすることで「そんなアイデアもあるんだ!」と新鮮な切り口が生まれ、提案のレベルが上がっていくのだ。

一生勉強ゴールなし

スキルを高めるために「新しい素材を常に探しているんです」と満武が言えば、「お客様が知っている以上のものを知っておかないとね」と春日。鈴木は「ベテランだからこそ、やっておかないと追いつけない。だから一生勉強。ゴールがないんだよね」となんだか楽しそうだ。

もちろん提案が通らなかったり、ダメ出しされて落ち込む日だってある。そんな時は「ワインだよね」「ワインがないとダメだよね」。夜の酒場めぐりは、やがてワインセラーのある空間づくりにつながった。転んでもタダでは起きない。人生で見るもの触れるもの、すべてを財産にしてしまうのだ。いやはや、おみそれしました。

※本記事内容は、平成28年5月現在の情報です。

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