DesignArc Daiwa House Group

Living:「モノづくり」と「コトづくり」共創の両輪が動き出す
Office:2013年12月、東京・原宿。ついにシステムユニット 01※のコンセプトモデルが姿を現し、ダイワラクダと家電ブランド「amadana(アマダナ)」を展開するリアル・フリート社がタッグを組んだ一大プロジェクトが本格的に動き始めました。家電、家具、間仕切りのカテゴリーを超え、スマートフォンのアプリのように機能を拡張しながら新しい生活体験を創り出すシステムユニット 01。この画期的な概念を具現化するには、製品をつくる「モノづくり」も、世に広める「コトづくり」も、過去の延長線上ではできない。そう考えた私たちは、共創~コ・クリエーション~という新しい戦略を展開し、モノづくり・コトづくりの両輪から、システムユニット 01の進化・成長を目指す取り組みに挑戦しています。※「システムユニット 01」という呼称は開発コード(仮称)です。
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System Unit 01 Project

「こだわりの一品」をオープン・イノベーションで創出

「こだわりの一品」を創出するこのプロジェクトは、ダイワラクダとリアル・フリート社両者の課題認識が一致したところからスタートしています。家電や家具の枠を超えた新たなカテゴリーを創り出し、現状や市場に風穴を開けるイノベーションをみんなで起こすことが、大きな目的です。

全事業横断型の「独り立ち」できる商品づくり

オリジナル商品の開発で企業ブランドを新たに確立すべく、執行役員の千葉が改革の先頭に立ち「システムユニット 01」プロジェクトを率いています。

執行役員 住環境事業副本部長 千葉 由美子
(平成25年10月現在)
執行役員 住環境事業副本部長 千葉 由美子
他者へのリスペクトと自己の再認識

 ダイワラクダ工業は、グループの中では大和ハウス工業以外で唯一「工業」と名のつく製造業の会社ですが、残念ながら会社の顔となる商品がありませんでした。だからこそ、これまで見たことのない新しさと他にはないオリジナリティを追求し、当社を代表する商品を開発したいと考えました。それが、このプロジェクトを立ち上げたきっかけであり、最大の要因です。
 全事業横断型の商品づくりを命題に、プロジェクトメンバーは各部門から選抜されています。これまでは他の部門が何を考え、何を作っているのか、プロセスがあまり共有化されていませんでした。このプロジェクトでは、同じ目標に向かって、それぞれの部門が考えを出し合うことで、相手への理解が深まり、尊敬が生まれてきています。
 また、リアル・フリートさんというグループ外の方たちと組むことで、当社の立ち位置や何をアイデンティティーとして、どこに向かうべきかを改めて気付かされています。

多くの人の手で成長し続ける商品

 「システムユニット 01」は、レジデンスや店舗、オフィスでの利用を想定しているものの、これは出発点に過ぎません。コンセプトモデルである程度の形が見えたら「こんな使い方ができるのでは?」「これを搭載しては?」「ここへ売り込んだら?」など、すべての部門の人たちに関わってほしいと思っています。社員や外部のクリエイター、お客様など、たくさんの人が関わることで、私たちが想像もつかない考え方を提案され、今、考えているモノとは全く違うモノに成長することが、この商品にとっての成功なのです。
 一つの商品をつくりあげる活動は、継続的に行わないと、企業や人の中にノウハウが蓄積されません。プロジェクトに関わったメンバーは、そのノウハウを身に付けながら大きく成長しています。モノづくりを通じて、人は変わることができる。このマインドを共有し、部門を越えた全事業のみんなでこのプロジェクトに取り組んでいます。

ダイワラクダ工業株式会社×株式会社リアル・フリート
株式会社リアル・フリート 代表取締役社長 熊本 浩志 さん
(平成25年10月現在)
株式会社リアル・フリート 代表取締役社長 熊本 浩志 さん

リアル・フリートが先導する「コトづくり」においては、コンセプトモデルを展示するオープン・クリエーション・スペースやWEBサイトの立ち上げ、各界を代表するクリエイターの参画など一の矢、二の矢が放たれました。

モノではなく体験にこそ価値がある

 リアル・フリートは、家電のイノベーションを起こすことを目的に設立した会社です。私たちはモノを作って売るのは手段であって、一番大事なのは「コト」づくりだと考えています。いかにブランドとしてのポジションを確立するか、話題性を生んで新しい産業のイノベーションを起こせるか。今回の狙いも、まさにそこです。
 もちろんプラットフォームとしての「モノ」の存在は必要ですが、今の人たちは、モノよりも、そこで得られる「体験」にお金を払います。例えば携帯電話がスマートフォンに変わり、音声や画像がきれいという訴求はほとんどされません。重要なのはアプリケーションを使ってどういう体験ができるのか、モノではなくサービス側に価値が見出されているんです。
 この10年でマーケティング手法も大きく変わりました。マス広告は効かず、今のユーザーは口コミを信用します。これはモノづくりにもすごく影響があるわけです。出来上がったモノを「いいでしょう?」と出すのではなく、半完成品として公開し、そこから創り上げていくプロセスに共感してもらう部分を、最初から確信犯的に設計に織り込んでおく必要があります。メーカーはどうしても、きちんと設計して完成したらリリースして...と従来の手順を踏みがちですが、私たちはそれを否定することから始めています。
 「システムユニット 01」が世間をなるほど!と言わせて市民権を得て、相互関係で新しい事業、新しいカテゴリーをつくることが私たち両者のゴールなのです。

開発のプロセスをオープンにするコトづくり

株式会社リアル・フリート アマダナクリエイティブ事業部 田淵 淳也 さん

ワクワク感を継続して熱狂を巻き起こす

株式会社リアル・フリート アマダナクリエイティブ事業部 田淵 淳也 さん

(平成25年10月現在)

 プロジェクトのテーマは、ユーザーとの「共創」です。現在、プロトタイプを展示したオープン・イノベーション・スペースを拠点に、外部の人を巻き込んで共に創り上げるオープン・イノベーション戦略を進めています。
 私のミッションは、「システムユニット 01」のアイデアを思いついた時のワクワク感をずっと継続させることです。この感覚を面白がる人たちが乗ってくれば、私たちの頭では考えられない発想も出てくるはず。メディアも集まり、最終的にはユーザーにも伝わります。ダイワラクダさんとうまく補完し合えば、私たちがこれまで創ってきた社会的な熱狂や話題性を、もっと大きな規模で実現できるのではないかと思っています。だからこそ、このワクワク感を絶対に消してはいけないんです。

株式会社リアル・フリート アマダナクリエイティブ事業部 矢崎 貴大 さん

経験値の共有から新しい何かが生まれる

株式会社リアル・フリート アマダナクリエイティブ事業部 矢崎 貴大 さん

(平成25年10月現在)

 「システムユニット 01」には、リアル・フリートが強い「家電」の領域と、ダイワラクダさんが強い「家具」の領域があります。新しいモノを一緒に生み出すプロジェクトですから、お互いの強いところを活かすだけじゃなく、お互いの固定概念に捉われず新しい考え方で取り組むことが必要だと考えています。
 今は将来の量産を考えながら試作品を作っているところなんですが、こちらの経験値をもとに問題を提起させていただいたり、ダイワラクダさんからも助言をいただいているところです。プロジェクトが進むにつれて、ゴールに向けて、良いモノを一緒に作っていこうという意識が高まってきていますね。

ゼロから生まれ、進化し続けるモノづくり

幾多の壁を前にしながらも、彼らの顔を輝かせていたのは「モノを創る喜び」でした。

商品開発部 企画グループ グループ長 吉田 剛志

開発者冥利に尽きるプロジェクト

商品開発部 企画グループ グループ長 吉田 剛志

(平成26年1月現在)

 モノづくりのリーダーとして参加したこのプロジェクトは、他部門の人たちと交流する良い機会になりました。メンバーの意見を聞き、そんな見方もあるのかと驚いたり、知識の豊富さに感心したり、多くの発見があります。それは社外に対しても同様で、パイプの加工技術を求めて、取引のない工場を見に行ったこともありました。いろいろと充実感を感じています。

商品開発部 外装開発2グループ 野田 浩美

難題への挑戦が次の私につながる

商品開発部 外装開発2グループ 野田 浩美

(平成26年1月現在)

 普段は建材を設計しているのですが、何もないところから商品を生み出すのは初めての体験で難しさを感じています。ですが、図面を描くスキルが求められる仕事も、クリエイティブな考え方が必要な当プロジェクトも、商品の開発という点では共通しています。ここで覚えた商品づくりの手法は今後、商品の開発・設計をしていく上で、きっと役に立つと思っています。

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